3ヶ月でTOEIC900を達成したので、方法をまとめてみた

歳をとるにつれてスキルを形に残すことが重要だと悟り、20代も後半になって猛勉強。3ヶ月目にしてTOEIC910点に、リスニングは満点に達したので、1日どのくらい勉強したのか、どうやってモチベーションを維持したかをまとめました。
尚、より具体的な勉強方法についてはコチラ(TOEIC900を取得するために、今すぐやるべき5つのこと)をご参照ください。
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TOEICってマジで難しい
2017年4月にTOEICの勉強を5年ぶりに始めたわけですが、感想はとにかく難しい。文法はまったくとけないし、長文はもう暗号にしか見えず、リスニングにいたっては子守唄にしか聞こえない。
私のスコアは730点だったはずで、それから5年間仕事でずっと使っていたのにまったくわからない。そこで私は気付いたんです。海外取引で使う英語って殆どテンプレ化していて、交渉とか相当何かがない限り、新しい英語に触れる機会ってなかったということに。
取り合えず参考書を買って、1日3時間の猛勉強
しかし悔しいので、手軽に使えるコスパの良いアプリや参考書を買って気持ちを奮いたたせ28歳にして、もう一度勉強をはじめました。何がモチベーションになったって、留学もして海外取引経験もあるのに、TOEICの点数が低いことでした。コンプレックスだったのです。転職だって面接官の反応は、「ん〜このくらいか〜」といったかんじで。自称出来るは社会では通用しないので、公式スコアがないと相手にされないことを5年間で身にしみるほど感じていたわけです。
TOEIC900に到達するためには、英単語10,000語が必要だと知りひたすらキクタンで単語を覚えました。通勤電車もランチ時間も帰りみちも、家についても起きても勉強しました。
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得意を増やすよりは、ミスをいかに減らすか
TOEIC900オーバーを目指すと、得意を増やすよりミスをいかに減らすかが重要になるわけです。なので原始的ですが、各パート300本ノックをひたすらやって出来ないところを徹底的に埋めていきました。(参考記事:【TOEIC900の正答率】何問ミスまで許されるのかを徹底解説)
やってもやっても知らない物が出てくるわけですから、それは心が折れそうにもなりますよね。でもですねこれを数年続ける自信はなかったので、きつくても短期間でやりきってしまいたいという怠け心が勝って、ひたすら突っ走りました。
2ヶ月でスコアは130アップ、860点に到達
そして、2ヶ月後2017年6月の公式スコアで860点を取得。
久しぶりの試験だったので、緊張しすぎて、集中力もつづかず1時間過ぎたあたりで「もうダメだ..。無理だ..」といったネガティブ感情に襲われ、結果最後の1行がまったくとけず空白になったわけですが、努力は結果に反映されて、900まであと一歩というところに。(逆の見方をすれば、最後の1行が空白でも、前半がきちんと解けていれば850はこえられるってことですね)
不思議ですよね。800到達を目指していたときは700前半でもがいていたのに、目標を高く持った途端にそこを一気に飛び越したわけですから、やっぱり目標は高く持つといいのかもしれません。
3ヶ月目で念願の900点に到達して
あと少しでいける、と自分を信じて、エンジンを切らず狂ったように勉強を続けた結果、その次の7月の公式スコアで910点を取得。働きながらの毎日は毎日限界までのチャレンジでしたが、勉強した分きちんと結果に反映されていました。直前までシャドーウィングをかかさず、長文のイメトレ(時間配分)をしていました。
でも3ヶ月の執念かレッドブルの力か、ものすごい集中力を発揮し、テスト中私の耳に聞こえてきたのは、リスニングの音声と蝉の声だけでした。周りなんてどうでもいいからスコアが欲しかったんですね(笑)私は大学も普通のレベルで、別に特に天才でもないので、
- 解き方を知ること
- 目標に向かう気持ち
- 継続力
この3つが揃えば、誰でも高得点は狙えるのだと実感しました。
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スコアアップのコツって結局何?
3ヶ月本気になれば、誰でもTOEIC900に達する可能性があることがわかりました。では、結局のところコツって何だったのでしょうか。それは、原動力を把握し、モチベーションを維持すること、これに尽きるとおもいます。
コツは目標を高くかかげて、モチベーションを維持する。そのためにはなぜ自分はこれをやるのか、原動力をしっかり把握しておくことが大切です。なぜなら人間って絶対に「サボりたい気持ち」が出てくるから。
私の場合は海外取引経験が長くても、TOEICスコアを問われ「730点」と答えると、「へえ(そんなんでもないんだな)」といった反応をされるのが、とんでもなく嫌だったんですよね。なんとしてもそこを脱したかったので、どんなに苦しくても向き合うことができたのだと思います。
900越えまでにかかった時間は330時間!?
どのくらいの時間を実際かけたのか計算したところ、730点から910点までかけた時間は330時間でした。下記に詳細は出しましたが、時間をかければ、やっぱり確実に上がるんだなあ、というのが心象でしょうか。
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短期でスコアアップを狙うメリット
- 精神力がつく
- 語彙が増えるので話す力があがる
- 文章が正確に読めるようになる
- やれば出来る、という自信がつく
- 勉強が習慣化するので、抵抗がなくなる
英語にはまわりも見えないくらい集中するときに、「I’m in the zone.」(ゾーンにはいっていたんだ)という言葉を使いますがまさにそんな感じです。3ヶ月間ぎゅっと勉強を濃縮することで、モチベーションも長続きします。
また英語は、じっさい使ってこそ意味がありますので、勉強に長い時間をかけるよりささっとマスターして次へいくほうが結果的に楽しかったりもします。
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まとめ
というわけで、まとめます。
- 3ヶ月でTOEIC900に到達することは可能
- 730から910までかかった時間は330時間!
- どちらにせよ受けるのであれば、上を目指した方がお得!
- 短期集中でスコアアップは、大きな自信になる
う〜ん、疲れたけどやってよかったとおもっています。勉強を続けていると「いつまで続くのか」「これ以上あがらないんじゃないか」とモヤモヤすることもあるとおもいます。
ただ言語ばかりは「かけた時間」がかならず成果をうむので、モチベーションを維持できる『原動力』を見つけて、騙されたとおもって続けてみてください。継続は力なり、それを証明出来る日が必ずくるはずです。
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