【貿易事務】書類選考に通りやすい、3つの志望動機例

この記事では実際の志望動機例3つとともに、「書類審査をクリアしやすい志望動機」と「書き方のコツ」をご紹介します。コピペは推奨しませんが、ポイントをおさえて応用いただきご自身の望まれる会社へご縁が繋がるきっかけとなれば幸いでございます。
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必ずおさえろ、雇用側がみるポイントはコレだ
採用する側が書類で知りたいのはシンプル、
- 応募者がどんなスキルを持っていて、
- どう会社に貢献してくれるのか
それだけです。
つまりそのひとを雇うことで、どんなメリットがあるかを知りたいのですね。採用担当者も忙しいのでここがスパッと伝わると、書類審査の通過率がぐっとあがるのです。ちなみに写真も一緒に働きたいかを吟味する大切な基準です。できるだけ清潔で、一緒に働きたくなるような、映りの良いものを使用しましょう。
絶対書いてはいけない、禁句ワードふたつ
また貿易業界では敬遠されるワードというのもあります。理由とあわせて下記しますので、下記2つの語句は出来る限り使わないようにしましょう。
禁句① 勉強してきた英語を活かしたい
貿易事務初心者の方に多いのですが、このワードがある場合はかなりの確率で落ちます。というのも貿易事務って、そんなにがっつり英語を使う仕事ではないんですね。「こんなはずじゃなかった」といってやめてしまう方も多いんです。人事はともかくとして、現場の担当者はこのワードをみると履歴書をよける傾向があります。
英語力については、スコアや資格を書いておけば充分です。企業側はがんばってきたことではなく、仕事を続けてくれるか、理想・イメージだけで応募していないかを見ているのです。
禁句② 夢や憧れといったキラキラワード
「世界と仕事をするのが憧れだった」。こちらもはじめて貿易事務を受ける方に多いのですが、憧れという言葉は敬遠されます。なぜなら貿易業務はけっして華々しいものではなく、地味で泥臭い要素がいっぱいだから。
貿易はつねにスケジュールとの戦い、船が遅れたらすべてのスケジュールがドミノだおしになるのです。まっているのはトラックの運転手、通関業者、生産工場 (または顧客) とひたすら交渉する日々。1日にコンテナを何本、何十本と動かす企業ではこれをひたすら繰り返さなくてはならないです。外国企業とメールする・会話する時間って1、2割だったりして、実はとても地道な仕事なのですね。(海外営業をかねた貿易事務だったり、中小企業で何でもやるポジションというのも稀に存在します)
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貿易事務への志望動機例 受かる要素満載の3パターン
ここからは「受かるコツ」を含んだ、志望動機例をご紹介します。
① 自分なりの貿易に対する、考えと魅力を伝える
受かる志望動機
いままで、様々な国を旅行してきて、慣習の違い、言葉の壁に何度もぶつかりました。でも間に入ってくれるクッション材のような方に、助けてもらうことも多くありました。カタコトの日本語で一生懸命僕に説明してくれる姿が脳裏に焼き付いています。日本は島国で、貿易があるからこそ、僕たちは豊かに生活ができている、僕はそう思っています。いままでお世話になった人への恩返しをこめて、僕はアメリカ(企業の取引国)と日本のクッション材となり、国際取引に従事し、豊かな日本を維持する一員となりたいです。
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② 知識で、勉強していきたい旨をアピール
受かる志望動機
貿易会社の知人がおり、その姿をいつもかっこよく感じていました。国内なら一瞬で終わる取引が、貿易だと、「税関を通したり、飛行機・船に乗せたり、代金を外貨で支払ったりと、非常に多くのプロセスがある」ことを知りました。
自分は新しいことを学ぶことが大好きで、この広くて深い貿易の世界に次第に興味を持つようになったのです。国外が絡むからこそ、予期せぬ事態もあるかと存じますが、持ち前の粘り強さで、周りと連携して、解決に向け十分な対処を取り、迅速な取引をしていきたいと存じますので、どうかご検討のほどよろしくお願いいたします。
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③ 一貫性のあるストーリーで、熱意をアピール
受かる志望動機
子供の頃から、歴史を変えるような仕事がしたいと思っていました。御社の〇〇という商品は、●●なところが非常に優れていて、すでに32カ国で使われている、とのことですが、新しい商品を、新しい国に卸すというのは、「その国の文化」に多少なりとも影響を与えることだと思っています。
私自身は裏方にはなりますが、誇りを持って御社の商品を、既存の取引先だけでなく世界中に広げていく一員になれたらとおもい応募させていただきました。何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
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あとがきにかえて
というわけで、書類通過でぜったいに書いてはいけないワード2つと、受かる志望動機3つをご紹介しました。ふわっとじゃなくて、具体的に伝える、ということがポイントですね。書類審査ってどんなにスキルのあるひとでも容赦無く落とされたりするものです。面接に進んでからが勝負ですから、サクサクっと進むためにも書類審査はコツをふんだんに取り入れてみてくださいね。
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