通訳が思う英語を学ぶメリット5つ【全くできないと嘆く学生たちへ】

身に付けたスキルは、上手に活かすことができれば、自分の人生をさらに豊かにしてくれるもの。自分が今手をつけている物のさきに何があるのかを知ることで、勉強への取り組み方が変わることはよくあることです。この記事では、英語がまったくできないと嘆く中学生につたえたい、英語を学ぶメリット5つをご紹介します。
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① 新しい文化に触れることで、感受性が豊かになる
新しい言語を学ぶことは、全く新しい文化のなかに身を鎮めることでもあります。文化のユニークな歴史、民族的価値観、独自の伝統に、翻訳なしで直にふれることは、人間の感情を大きく揺さぶり、広げ、他人に対する新しい価値観を受け入れることであり、様々な形で感受性を豊かにしてくれるはずです。また他の文化に触れることで、自分自身の文化を、まったく新しい方法で理解するようになります。多角的に物事を見られる、ということは社会に出て行く上で大きなアドバンテージになるでしょう。
② キャリアの幅と、活躍の幅が大幅に広がる
母国語以外の言語を話すことは、より多くのキャリアの機会を得られることに直結します。「英語が話せる人」の背景には、努力と継続性など、色々な要素をみてとることができます。そのため「語学ができる」というアドバンテージに加え、雇用側から良い印象を受けやすい、というメリットもあります。
③ 頭が良くなる
身体を鍛える時、鍛えれば鍛えるほど、基礎体力がつき、色んなことができるようになりますよね。それと同じことが脳でも起こるのです。
具体的には、
- 記憶力の向上
- 母国語の語彙と文法力の向上
- 問題把握能力の向上
などがあります。複数の言語を話すと大量の文法と規則を検討して適用する必要があるため、記憶力は格段にあがります。また、分析的思考を発達させる傾向があり、複雑な問題を効率的かつ迅速に処理できるようになるでしょう。またバイリンガルになると、認知症やアルツハイマーなどの疾患の発症を予防する可能性が高いことも、研究により示されています。
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④ 世界を自由に行き来できる
英語ができることで、旅行も移住も選択の余地が一気に広がります。言語の壁を邪魔することなく、地元の人々とつながり会話をすることができます。躊躇せずに、好きな食べ物や飲み物が注文できる姿を、ちょっと想像してみてください。好きなタイミングで、好きなところに行ける。そう考えるだけでもワクワクしてきませんか?
⑤ 自身がつき、自尊心が高まる
基礎の基礎、はじめたばかりはなんでも難しく思えるものです。単語やフレーズ、全くわからず落ち込む日もあることでしょう。最初は怖い、いやだ、と感じることがどうしても多くなりがちです。しかしそれを乗り越えることは、自信がつくだけでなく、個人としての魅力アップにもつながります。自尊心が高まると、自分を取り巻く環境も変わってくるものです。人としても深みが増し、面白くなり、色々なひとを惹きつけられる人になるでしょう。
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まとめ
本日は、英語が出来たら得られるメリット5つをご紹介しました。
- 新しい文化に触れることで、感受性が豊かに
- キャリアの機会を広げる
- 頭が良くなる(脳の処理スピードが格段にあがる)
- 世界を自由に行き来する
- 自尊心が高まる
学校で勉強しているだけだと、ついつい、ひとつの勉強として捉えられがち。ですが、上達して、習得したあとは、身体的にも、精神的にもとても自由になるのですね。いまはDualingo、スタディサプリなど、スマホで遊びながら学習できるものもあるので、立ち止まってしまったら、勉強方法を借りてみる、というのも効果がありそうですね。
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