留学したのに英語が話せない?ペラペラになるのに必要な5つのこと

「留学したのに、結局ペラペラになれなかった」といったことを最近よく聞きます。自分もその1人で、留学は8ヶ月でしたが話せるようにはなりませんでした。ペラペラになったのは日本に帰って仕事で英語を本格的に使うようになってからです。留学でペラペラになる神話とは、そろそろおさらばする時期かもしれません、この記事では、「なぜ留学に行っても話せない」現象がおきるのかを徹底的に解説していきます。
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留学1年で話せるようにはならないのは、コレが原因
TOEIC900レベルや帰国子女または一部の天才をのぞいて、1年でペラペラになるのはほぼムリです。なぜなら、英語をペラペラになるためには、
- 基礎単語を覚え、
- 基礎文法を学び、
- 発音を極め、
- ネイティブの表現を覚え、
その上で、自分で応用(自由に組み立て使えるように)する必要があるからです。
つまりこの4つのうちどれかが欠けた状態で、時間を積み重ねても、「ペラペラ」にはなれないんですね(泣)語学習得に時間がかかる、というのはこういった背景もあってのことです。ちなみに軽視されがちな発音はリスニングと連動していますので、無視するとペラペラからは程遠くなります。(参照:リスニングのコツ|誰にでも出来て必ず伸びる3つの方法)
「留学したら英語を話せるようになる神話」はそろそろ卒業しませんか
「留学したらペラペラになる神話」に私たちは少し縛られすぎていないでしょうか。ぶっちゃけていうと、現地の語学学校は、中高レベルとなんら変わらないのです。なぜなら基礎は、基礎でしかなく、それ以上の勉強は応用の域でしかないから。
「中学、高校でやった英語」を日本語で学ぶか、英語で学ぶかの違いですね。なので、期待をして語学学校にいくと「えっこれやるの」と驚くかもしれません。ホストファミリーや、親しいネイティブ・外国の友達がいると違うのですが。誰かと随時話しているってことはないので、極端なことを言うと留学って、
- 毎日駅前留学に5時間通って、中学校高校の基礎をやり直す
- その他の時間で、ずーっと英語を聞き続ける
- たまに外国人の友達とお話しする
のと、あんまり変わらないんですね。
「留学をしたら話せる」といった思考を一旦おいて、じゃあどうしたらというと「この時間」を自分のための最大の価値に繋げられるか、を考えることが大切です。
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留学で得られるものは何だ
だからこそ、留学では語学力にプラスし他にも目を向けてみましょう。
語学力以外のメリットがとんでもなく大きいのです。
- 異国で生活し、問題を乗り越える術を身につける
- 自国、他国の良さに気が付く
- 物事を俯瞰的に見られるようになる
- 勇気を出して、いろんな人に話しかける
- 人に助けてもらうことの尊さに気づく
留学して一番思うのは、「伝えられないこと」がとても不自由だということ。良い年をした大人なのに、子供でもいえるレベルのことが伝えられない。本当はたのしい話しにはいりたいのに、まったくわからない。この不自由さと、それを乗り越える力、国内では得られないものでしょう。(似ているといったら、新卒1年目で叩き上げられるときくらいかな)
まとめ
「じゃあどうやったら話せるようになるのか」という問いの答えは、
- 基礎単語を覚え、
- 基礎文法を学び、
- 発音を極め、
- ネイティブの表現を覚え、
- その上で、自分で応用(自由に組み立て使えるように)すること。
留学中であれば、学校でしっかり基礎を抑え、放課後に街やホストファミリーと応用。帰国しているのであれば、基礎を学びつつ、オンラインレッスンや国際交流会で応用してみるのがいいでしょう。
コツコツ時間をかけて繰り返していくこと、が結局一番の近道になります。そして、その自分の上達具合はTOEICで測ることもできるでしょう。ぜひ自分がどうありたいかを考え、色々な物に目を向けてくださいね。
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