【洋楽和訳】Far Far (ヤエル・ナイム) 最後から二番目の恋

洋楽で勉強する英語、この記事では「最後から二番目の恋」の挿入歌 Far Farを和訳していきます。
Far Far ( Yael Naim ヤエル・ナイム)
Far far, there’s this little girl
とおくとおくにいる小さな女の子
She was praying for something to happen to her
そして彼女はいつも祈ってた、なにかがおきないかと
Everyday she writes words and more words
まいにち、彼女は言葉をつづっていた
Just to spit out the thoughts that keep floating inside
ただ彼女のなかにあるものを、外へだすために
And she’s strong
彼女はつよくなった、夢をみると。
When the dreams come cos’ they take her, cover her, they are all over
The reality looks far now, but don’t go
現実がとおくなっていく、でもどうかいかないで
How can you stay outside?
どうしてあなたは、外にいられるの?
There’s a beautiful mess inside
なにか美しいものが、わたしの内側にある
How can you stay outside?
でもあなたは、どうして外にいられるの
There’s a beautiful mess inside
中は美しいもので溢れているというのに
Far far, there’s this little girl
彼女は遠くかなたにいた
She was praying for something good to happen to her
そして彼女はいつも祈っていた、何かがおきらないかと
From time to time there’re colors and shapes dazzling her eyes, tickling her hands
They invent her a new world with oil skies and aquarelle rivers
彼女はあたしい世界を作り出す 油彩の空に、水彩の川
But don’t you run away already
もう逃げていかないかしら
Please don’t go oh oh
お願いだから、いかないで
How can you stay outside?
どうしてあなたは、外にいられるの?
There’s a beautiful mess inside
なにか美しいものが、わたしの内側にある
How can you stay outside?
でもあなたは、どうして外にいられるの
There’s a beautiful mess inside
中は美しいもので溢れているというのに
Take a deep breath and dive
大きく深呼吸をして、とびこんでみて
There’s a beautiful mess inside
内側にはうつくしいものばかり、散らかっている
How can you stay outside?
あなたはどうして外にいらられるの
There’s a beautiful mess
こんなに綺麗なものが、そこら中にあるというのに
Beautiful mess inside
綺麗なものが、いっぱい、自分のなかに
Oh beautiful, beautiful
とてもとても、綺麗なもの
Far far, there’s this little girl
とおくとおくにいる小さな女の子
She was praying for something to happen to her
そして彼女はいつも祈ってた、なにかがおきないかと
Every night she hears beautiful strange music
彼女には毎晩、ふしぎな音楽がきこえた
It’s everywhere there’s nowhere to hide
そこら中から、隠れてもむだなの
But if it fades she begs
でもそれが消えてしまったら、彼女は願うの
“Oh lord don’t take it from me, don’t take it yourselves”
「ああ神様、どうか、どうか、わたしからそれを取り上げないで」
I guess i’ll have to give it birth
私はいつの日か、外へ出なければならないでしょうね
To give it birth
外へと
I guess, i guess, i guess i have to give it birth
たぶんだけれど、わたしは外へと出なければならないの
I guess i have to, have to give it birth
きっときっと
There’s a beautiful mess inside and it’s everywhere
内側はこんなに、綺麗なもので、あふれかえっているというのに
So shake it yourself now deep inside
だからいま、あなたの中へ中へと深くもぐっていって
Deeper than you ever dared
いままでないくらい、深くへと
Deeper than you ever dared
いままでにないほど
There’s a beautiful mess
内側はこんなに、綺麗なもので、あふれかえっている
Beautiful mess inside
なかはこんなに綺麗なもので、いっぱい
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あとがきにかえて
Far Far (遠く遠くへ)は鎌倉を舞台にした、ほろ苦くて優しいおとなのドラマ「最後から二番目の恋」の挿入歌です。この曲が流れるといつも第八話に出てきたこの名言が頭にうかびます。引きこもっていた次女の長倉万里子。主人公吉野千明と親しくなることにより、徐々に自分を閉じ込めていた殻を破り、脚本家としての才能を開花させます。そしてステップアップ、いざ千秋のところから飛び立とう (出世) とした時の言葉。
(出典:https://twitter.com/mariko_nagakura)
この幸せからやはり出ていかないといけないのでしょうか。
違う世界に飛びだすことより、今いるこの世界で頑張ばることのほうが私には幸せなのです。出典:長倉 万理子:続・最後から二番目の恋(第八話)
この曲も自分のなかにはいっている女のこが、がんばって外に出ようとしている歌ではないでしょうか。自分のなかの世界を壊したくない、でもそろそろ外に出なきゃいけないことも痛いほどわかっている。誰もがいちどは経験する感情であり、それは子供でも、中高生でも、大人になってからも一緒なのではないかな、とおもいました。どちらにしても心に響く素敵な曲ですね。
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