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【フリーランス通訳】仕事を見つけるのに必要な6つの力とは

 
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

どんなフリーランサーでも同じですが、お仕事を貰い続けるポイントは「この人と一緒にいると楽しい」「一緒に仕事をしたい」と思われる人になることです。今日は通訳者として仕事をしていくことを前提に、そんな社会で愛され必要とされる人になる方法」をご紹介していきます。

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① 一緒にいて楽しい人に仕事はくる

一般的な企業において出張や会議に同行させられるのは、「英語が上手で才能がある人」より「ニュアンスで訳すけれど、雑談も出来て、一緒にいてたのしい人」です。重要な場面を任せるわけですから、気を使ってしまう人より、なんでも言えて余裕のある心で一緒にタッグを組んでくれる人のほうが頼む側もやりやすいのです。

 

② 雑談は適当に相手に合わせることではない

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通訳の前後には大体、『会議の背景や意図』と『どう着地したいか』を確認する時間があります。そして、そこで生まれるたわいもないことを話す時間の雑談で、大体次の仕事がくるかが決まります。とはいっても、好きな話題をはじから出してみたり「そうですよね」と適当に相槌を打てばいいというわけでもありません。

雑談とは、さりげない教養を感じる瞬間でもあります。「それならわたしも知っています」と、知っていることをペラペラ喋るのは素人です。相手が時間をかけていることに話題をふることができる人が『大人で会話力のある人』です。

 

③ セルフブランディングは大切、教養のある人を目指そう

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通訳は自分こそが広告塔、さり気なく自分を売っていくことも大切。とはいっても、ホラを吹いて、自分を誇示するのではありません。ここでいう、セルフブランディングとは、例えばお酒が好きな上役とランチにいったとして、「ここはドイツビールがおいてありますね、この種類は滅多に見ないので驚きました」と相手の興味があることに気付き、さり気なく触れられるかどうか、です。

この少しの間に「今日も空が青いですね」と言うのか、「そうなんだ」とお得な情報が手に入るかで、相手が受ける印象は全く変わって来ます。自分の知識や経験を、相手にあわせてうまく活かせる人が、「教養のある人」です。「教養のある人」は相手の位が上になればなるほど、重宝される傾向があります。

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④ 安心感があるのは、教養があり余裕がある人

先ほどから教養というワードがたくさんでてきているのですが、教養とは、学問・知識を(一定の文化理想のもとに)しっかり身につけることによって養われる、心の豊かさのことです。自らも痛い思いをしながら、あらゆる経験を積んで来た人の話しはおもしろいです。

本を読む人は、語彙力・表現力に長けていて、感情の処理がとても上手です。感情任せにキーキー怒るのは、自分が何を感じどうしてほしいかがわからないからです。つまり、教養があるとはすなわち、余裕があるということ、コンスタントに仕事をしていくには大切なこと、です。

 

⑤ 余裕がある人が、大きなチャンスを掴む

通訳は、ものすごく脳を使うお仕事です。日本語の聞き取り、整理、語学変換、アウトプットをほぼ同時に延々とやっていきます。マルチタスクが全て開いた状態で、これら全てに同時に集中力を注ぐのです。

そんな究極の状態でも多種多様な経験を積んで来た人はどっしりと構えています。「なにかあっても、自分でなんとかする」覚悟があり自身があるからです。この姿が周囲に安心感を与え、信頼に繋がり、結果さらに多くのチャンスを掴めるようになるのです。

 

⑥ 英語ができる普通の人より「英語が話せるらしい面白い人」に

以前、某会社の社長のテレビ会議通訳にはいったことがあります。海外旅行にたくさんいっている社長さまで、アメリカの話しが一瞬でたので、米国経験のなかで一番印象にのこっていたパスポートのスタンプレス化の話しをしたところ、「そうなんだよ!入国審査はいまどこも厳しくてこないだも…」と盛り上がったのです。

こういった話したかったけど、なかなか機会がなく、分かってもらえる相手がいなかったようです常日頃思っていることを、分かち合えるのは嬉しいものです。その後、なにか大切なお仕事があれば、「あの子を」と裏で声をかけてくれます

通訳を続けていくために大切なのは、媚びることや、テクニックではなく、「プロとして自分の仕事に誇りを持ち、自分が出せる最大のバリューを出す」という覚悟です。前後で相手が心地よい時間を過ごせるよう話題を振るのは、それもちゃんとした仕事の一部だからです。

まとめと、あとがきにかえて

自分の持つ引き出しのなかから、相手が興味あるものをすっと出せるか、これで未来が決まることがあります。会話力をあげる、人間力をあげる方法に正解はありません

  • 本を読む、外国にいく、
  • 知らない物に触れてみる、いろんな人に会ってみる
  • 毎日を一生懸命に生きて、知識も経験も血肉とし、日々を積み重ねていく
  • 小さなことも、大きなことも大切にして、
  • 失敗からは学び、次へ活かしてまた進む

この繰り返しが、いずれ振り返った時に教養として大きな財産になっているのではないでしょうか。ぜひ、社会から愛される大人になって、プロとして色んな仕事を経験してみてください。

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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。
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