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【国際恋愛のリアル】外国人の彼氏と付き合って驚いた6つのこと

 
kokusai.renai
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

はじめまして、フィアンセはアメリカ人のNaaです。この記事を検索してくださった方はおそらく「外国人の彼氏」に少しながらも興味がおありなのかな、とおもいます。かくいう私も大学生のときは「わたし絶対に外国人と結婚する」とか言っていました。(多分そうすれば、退屈な日々から抜け出せるとか安易なことを思ってた..)

でも欲しいと思っていたときには、全く相手にもされず。海外関連の仕事に没頭していくうちに、周囲に外国人が増えていき今に至ります。ただやっぱり日本人と付き合うとは感覚も違いますし、予想外の事も色々ありますので、この記事では外国人の彼氏と付き合うことのリアル6つをご紹介します。

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外国人の彼と付き合って、びっくりしたこと6つ

① 愛情表現が、とてもわかりやすい

【外国人の彼氏】を持つことは、ホントに幸せなのか

あんなに愛情表現が豊かなのは、海外といえどドラマだからかと思っていたのですが、実際にそういう文化みたいですね。たとえば、映画ハドソン川の奇跡では、機長が奥さんに電話するときに「Love you」で電話を終えていたり、よくそんなに恥ずかしがらずに言えるなあ、と思っていたのですが、

「I love you」は挨拶のようなもの、なのですね。「言わないと (示さないと) わからない」というのが前提にあるのでしょう。スキンシップしかり、そういった愛情表現の言葉しかり「きちんと言葉にして伝える」ということが、私はとても心地よく感じています。相手がどう思っているのか、変な探り合いがないので慣れるととてもラクなんですね。

 

② すれ違いが、生まれにくい

【外国人の彼氏】を持つことは、ホントに幸せなのか

意外に思われるかもしれませんが、そもそも文化の違い、言語の違いでわからないことだらけなので、「それって、どういう意味?(どういう意図? ) 」と確認することが頻繁にあるんですね。たぶん日本人同士だったら「わかってくれるはず」と相手の解釈に甘えて、聞き流してしまうようなこともなんでそう思ったのかよく聞くようになるのです。(じゃないと引越しなりなんなり、色々進まないので.. )

言語上わからないから、という気持ちがあるので聞けるってのもあるかもしれませんね。必要なことでして、面倒くさいとは思わないので.. 最初は、言いにくいことを口にするなんて、と思ったりもしますが、そこでちゃんと話し合いをもてば相手をもっと理解することにつながりますので、結果的に良い関係が築けるようです。(あ、もちろんイラっとすることも、喧嘩っぽくなることも普通にありますけどね)

 

③ 家 (不動産) 探しが、とにかく大変

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

幸せなこともたくさんありますが、もちろん大変なこともあります。そして、日本は「外国人」に対して閉鎖的だな、と痛感することも多々あります。多分これは相手の語学力にもより、

  • 日本語でコミュニケーションが充分にとれるか
  • 日本語の読み書きができるか
  • ビザは何をもっているか (永住権があればラクに少しラク.. )

で、色々かわってくるのですが、とくに不動産探しには苦労します。「外国人」というだけでオーナー様から敬遠されてしまうこともありますし、

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

何かあったら 困るという名目で『外国人サポートフィー』なるものを月額で徴収される場合もあります同居人が外国人というだけで、ちゃんと年収があっても選べる物件が狭まるのは驚きでした。 彼は日本語があんまり話せないのですが (日本歴は14年ほどと長いのですが、ほぼ米軍におりましたので)、インドア派で静かなタイプで。「僕バーティしないし、騒がないのに、なんで外国人てだけで許可がいるの? (・ω・`)と不思議がっておりましたが、慣習としかいえず、なぜか私が板挟みになりました

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④ お金も家事も責任も、半分こ

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

あとですね、基本的に良くも悪くも「平等」お金も家事も役割も、色々なことが半分こです。あ、恋人時代とか、付き合う前とかは奢ってくれましたよ、でも生活となるとまた話しがかわってくるのです。

そもそも「男性が女性を養う」という概念がないのですね。だからお互い働くし、子育ても同じくらいするし、家事もできる方がやります (ちなみにわたしご飯作るのが嫌いでして、作ったことない) 。あと出勤時間もずれていますし、わたしは朝が苦手なので彼にあわせて起きることもしていないです。奥さんて感じではなく、自分のことは自分でする、パートナーという感じが強いでしょうか。最初は「ええ」って思いましたけど、その分自分のままでいられるので、こういうのもありだなと思うようになりました。(子供ができたら迎えも半分こできますし)

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

きっちり半分とまではいかなくても、ハワイの旦那さんに嫁いだ親戚のお姉ちゃんは、仕事をしていないと「で、あなたは(仕事) なにしてるの?」と周りに聞かれるそうです。仕事はアイデンティティといいますか、そこの概念がそもそも違うんですね。なので「旦那さんのお世話をしたい」という女性は、なかなか大多数の欧米人とは合わないのかな、とも思ったりします。

 

⑤ でも結婚手続きは、意外とあっさり!

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

具体的に結婚はまだ..という方はサラっと流し読みする程度で。でも知っておくとプラスになるかなと思うので記しておきます。結婚する場合、日本での手続きは意外とシンプルなのです。相手がアメリカ人の場合の例を出しますと、

  • アメリカ大使館で、婚姻要件具備証明書を入手 (独身であり、婚姻にその他支障がないことを証明 )
  • それと、婚姻届けらをあわせて、近くの市町村役場に提出するだけ

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

このように日本の法律に従って婚姻手続きをしていれば、通常アメリカ国内でも法的に「婚姻は有効だ」とみなされますシンプルにいうと、日本で結婚手続きをすれば、アメリカでも夫婦扱いとなるのです。(とくにアメリカ大使館から結婚証明が出ることはないのですが、日本で全て完了するのはありがたい) 日本では籍をいれているかでまったく対応が変わるので、将来を見据えると結構大切なポイントだったりします。それに籍をいれればパートナーは日本の永住権を獲得できます。日本で暮らす分には問題ないのですが、アメリカに移住する場合は、移住審査が大変厳しく長い道のりになるそう..

 

⑥ 英語力は、あるに越したことない

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

恋愛も人間関係の一つですからね、コミュニケーションをとるために「話が通じること」はとても大切なことです。「思っているのに言えない」「言葉にできない」って思っているより、ずっとずっとメンタルにくるものです。

厳しい言い方をしますと「外国人の彼氏ができれば英語を話せる」というのは、ある程度基礎がある人向けなのです。もちろんそこからどっちかが必死で勉強するといった事例もみてきました。しかし出来ないまま何を言っているかわからないけれど、とりあえず「うんうん」言っていると危険な目にもあいかねないのです。いざいい人に出会った時のために、最初から勉強しておくというのがベターかもしれませんね。

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

私はオーストリアの彼と付き合った時TOEIC730程度で、あんまり難しい話しができず、すれ違いが続いてお別れに至ったという痛い思いがあるので、余計にそうおもうのかも.. 今は通訳という仕事柄、日本語と変わらず会話しているので、あまりそこに問題は感じていません。(不動産や両親との間の通訳は疲れるときもありますが、仕事の練習だと思って割り切っています.. (`・ω・)

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まとめ

まとめ

というわけで、国際恋愛をしてわかったこと6つ

  • ① 外国人の彼氏は、愛情表現がとてもわかりやすい
  • ② 意外にも、すれ違いが生まれにくい
  • ③ しかし一緒に暮らすとなると、不動産探しはとても大変
  • ④ 家事もお金も、責任もいろいろ半分こ
  • ⑤ でも結婚手続きは、意外とあっさり
  • 英語力は、あるに越したことない

でした。結論として「幸せ」かどうかって、もう自分が「何を求めるか」なんじゃないかなとおもいます。たとえば、③ 不動産探しの大変さ、と⑤ 英語力は、想像を超えて壁が高かったといいますか。「付き合えばなんとかなるだろう」と思っていたけど、手続きは本当に大変だったりとか。ただ言語の問題はお互いに気持ちがあれば、究極なんとかなるもので、長く一緒にいると段々国籍とか関係なくなってくるんですよね.. 普通の日々を幸せだと感じています。(たまに公的手続きしにいくとオーイってなるくらい)

 

おまけ 国際結婚のシビアな現実

外国人の彼氏と付き合うことは、ホントに幸せなのか

シビアな現実としては、相当お金持ちの相手でない限り「仕事を辞めて、専業主婦になりたい」願望は、欧米人が相手だと叶いにくいのかなとおもいます。”両方働くこと”が当たり前で、”個々を大切にする文化”ですから、「相手を支える、尽くす」より「お互い磨きあって、支え合う」といったほうがしっくりくるでしょうか。でも自分らしく働いていきたい女性や、「この人だと思った人に出会えた」方には国際恋愛はまた、自分の新たな一面をみつけてくれるものなのかなとおもいます。

ある記事によりますと、バイリンガルのカップルは「違う言語を使い、異なった文化の中で過ごすことで、間違うことに慣れている」ので、より謙虚 (肩肘はらずに) に、お互いリラックスしている傾向があるとか。この謙虚さは衝突を減らし、感情的なストレスを減らしてくれるので、結果として「幸福感を高めてくれる」という研究結果も出ているそうです。国柄もあれど「自分がどう生きて生きたいか」なので、それと照らし合わしつつ、生きていけたら自分らしい、充実した日々を作っていけるのではないでしょうか。

参考記事

  • https://engoo.com/app/daily-news/article/bilingual-couples-report-higher-happiness-scores/Ott56HMCEeike-P3es5vPw
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