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【日本は生きづらいと思ったら知りたい】母国の凄いところ5つ

2021/01/06
 
日本は生きずらい?
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

日本人特有の空気を読む文化、みえない同調圧力とプレッシャー、「日本て生きづらい」と思うことありますよね。自身も小さい頃からずっと思っていました。しかし北米へ留学をして、外国と仕事をするようになって、アメリカ人の彼と婚約して、段階を踏むごとに「日本ていいじゃん」って思うことが増えてきたのです。そこで今日は「日本てマジで生きづらい」と思う方へ、アラサーになるまで日本を避けてきた自分がはっとした「日本のスゴイところ」をご紹介したいと思います。

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① 毎日安心して眠れる、自分の国があるって幸せなこと

日本は生きづらい

2015年、ヨーロッパ諸国には中東やアフリカなどからの難民が殺到しました。国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)によりますと、2015年一年間で欧州に到達した難民・移民の数は100万人を超えるといわれていますなぜこんなに多くの人が危険をおかしてまで、はるか遠くの国へ旅をするかというと「自分が生まれた国はもはや安全ではない」という悲しい背景があるからです。

こういったニュースを見て「自分が安全に生きられる場所」にいることは、けして当たり前でないことに気がつきました。(「桜をみる会」でいま自民党は非難を浴びていますが) 、毎日安心して眠ることができて、普通に起きて会社にいって、ストレスがたまったら飲みに行って、そんな普通の生活も、実はとても有難いことなのです。

 

② 「日本国籍」を持っていることのスゴさ

日本のパスポートってすごい(画像:GETTY IMAGES)

海外に出ないとなかなか意識することはない「国籍」ですが、これだって当たり前のものじゃありません。簡単にいうと、日本では血統主義 (父親または母親が日本国民)、アメリカは出生地主義 (アメリカで生まれれば外国人の子どもにもアメリカ国籍を与える)を採用しているわけですが。生まれただけで「日本に永遠に住み続ける権利」がもらえるわけです。

法律事務所Henley&Partnersによりますと現在(※)日本のパスポートは世界で最も強力であり、保有者は190の国と地域に自由に旅行することができるそうです。これは日本が、国際的な信頼性を享受していることを意味していますい税金に文句を言いたくなることはあるかもしれませんが、

  • ゴミが綺麗に処理されること
  • 綺麗な水が飲めること
  • 道路が整備されていること
  • 学校に通えること

など、わたしたちは様々なメリットも享受しているのですね。

(※)Japan has the strongest passport in the world according to new Henley & Partners ranking 

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③ 空気を読む文化って、裏を返せば結構便利

日本が生きづらいと思う人へ

「空気を読む」というのは、似たり寄ったりの背景で育ったからこそ出来る技です

  • 変わっている人は、村八分(仲間はずれ)にされる
  • 多数派の意見が重視される

というマイナスな部分もありますが、「言わなくても暗黙の了解でわかってくれる」と考えるとどうでしょう使い方によっては、かなり便利なことだったりします。北米では「自分こんなことができるんで」と仕事を取りにいかないと、やることがなくなり、黙っていると「空気」のように存在感が薄れていく

弱肉強食といいますか「人を思いやろう」といった教えの元で育った自分には分かり難い事柄もたくさんありました。もちろん日本で息苦しさを感じることもあります。けど、「黙っててもなんとかなる」って日本にいるから、世界に出ると通じないのです。といったことを考慮しますと、多少の息苦しさを感じても「こんなもんか、これも悪くないな〜」と思うのです。

 

④ 四季があるって素敵

日本が生きづらいと思う人へ

春夏秋冬を楽しめるのも日本の良さの一つです。もちろん他に四季がある国もありますけど、生まれてからなんども冬を越して、春を迎えて、その度に「今年も春が来た」「また何かを始めてみるか」って心をリセットできるひとは思っている以上に環境に影響される生き物ですから、そういった「区切り」を感じられるって大切なことだと思います。

学生のうちは年ごとに学級があがっていくので「クリア」した感を得られるのですが、社会人になると「給料日」が基準になって、気がついたら何年も経っていたということもありますからね。それに冬の寒さを知っているから、夏の良さがわかるんです、逆もまたしかりです。

 

⑤ 努力次第で、どこまでもいける

日本が生きづらいと思う人へ

ひょんなことから、アジアの貧困地域に生きる子どもたちを支援する池間哲郎さんの講演をききました。あなたの夢はなんですか?」「私の夢は、大人になるまで生きることです」フィリピンのゴミの山で、カメラマンだった著者の問いに、少女は笑顔でこう答えたそうです。

日本が生きづらいと思う人へ伝えたいこと

フィリピンの「スモーキーマウンテン」と呼ばれる場所では、自然発火でゴミに火がつき一日中、煙が充満しています。メタンガス、ブタンガス、ダイオキシンなど猛毒の中で、ゴミの山の中から鉄くずや空き缶を拾い集め、それを換金しながら生きている子どもたちがいます。朝の5時から10時間近く働いて、もらえるお金は日本円で50円程度だそうです。15歳まで生きるのは3人に1人と言われていますそもそも「生きている」こと自体がとても尊いこの世界で、「教育をうける」ことができて、「なりたいもの」を選べるフィールドにいること自体がとても有難いことなのだと気づかされました。

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あとがきにかえて

日本が生きづらいと思う人へ伝えたいこと

というわけで、「日本て生きづらい」が見事にひっくり返ったこと5つをご紹介しました一言でいうと「当たり前に思っていた日常が、有難いことだと(ようやく)気づいた」ということです…。ただどっぷり「日本らしい、老舗の」会社にはいると「同調圧力」なるものに押しつぶされてしまうので、なるべく丁度いい按配のところに身を置くようにしています。生きづらい」と感じた場合の対策としては「自分にあう会社も人もそもそもいない」という前提で「どこならあわせたいか、あわせていけるか」という視点で生きる場所を選んでいくとストレスは減るのかなと思います。何事も考え方次第、という言葉もありますから、「生きづらさ」を感じた時には試してみてはいかがでしょうか。

 

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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。
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