【ポケトークは使えないはウソ】簡単な英会話ならコレで充分

はじめまして、通訳・翻訳のNaaです。これ一台で言語変換ができるということで、話題になっているポケトーク。電気屋さんでも専用コーナーが設置されるほど、有名になってきましたね。先日アメリカ人のダーリンとともに実物をためしてきました。そこで今日はその性能と使い方について、通訳者なりのレビューをまとめていきます。
(引用元:https://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2017/2017102301/)
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ポケトークのメリット
① 簡単な会話は、きちんと訳してくれる
いずれも旅行で使うような簡単なフレーズばかりですが、しっかりと日本語に訳してくれていました。日本語から英語も試しましたが、同じような感じでちょっとした旅行での飲食店、なにかあったときなどは役立ちそうです。自然な日本語になっているのも特徴ですね。
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② さっと取り出して、すぐ使える
(引用元:http://pocketalk.jp/product/lineups/pink-gold/?i=pwt_sl)
iPhoneなどでも、通訳してくれるアプリはあるようですが、ポケトークはすぐに取り出してボタンを押すだけで機能するのがポイントですね。シンプルに通訳機能だけに特化しているので、ややこしい操作は必要なくボタンひとつで機能します。結構な頻度で使う方には適していそうです。
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ポケトークのデメリット
① 本体の値段がたかい
お値段は2019年8月現在、24,880円からと結構お高めです。旅行といってもツアーもありますし、ひとり旅行であってもガイドブックやiPhone、辞書でなんとかなる場合も多いもの。頻繁に旅行をしたりうまく活用できる人には向いていますが、稀にしか使わない場合コスパがあわないかもしれません。(ただし通訳機だけでなく、英語の学習手段として使う方もいるそうです)
② 操作ミス・通訳ミスなどで、タイムラグが意外と存在
使ってみるとわりとボタンを押すのにコツがいるので、それに相手が対応できなかったり、正しく通訳されずやり直しなんてこともありました。そのたびにやり直したりするので、会話が止まってしまうことも。AI機能が搭載されているらしいので改善されていくと思いますが、ビジネスで使うのは私はまだ怖いなと思いました。簡単な会話や旅行では重宝しそうです。(通訳者目線なので、少し厳しめのレビューになっているかもしれません)
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まとめ
この記事ではポケトークのメリット、デメリットをご紹介しました。個人的には簡単な英会話には充分に対応してくれるので「バックパッカーやひとり旅が好きな人にはオススメ」。ただ商談で使うにはまだ違和感があるかなと。真剣な商談に通訳機をとおして会話されたら、ちょっと「….」となるわけで、個人の言葉で伝えなきゃいけない場面はあるとおもいます。
ただ公式ホームページをみているとAI機能がついていて、長文なども訳せるようになっているので、コスパなどは目的によるのかな、とおもいました。興味のある方はぜひ、実際にお店で試してみてはいかがでしょうか。
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