【就職で絶対に不利にならない】短期・長期留学方法を徹底解説

はじめまして、通訳・翻訳のNaaです。
自身が海外経験をオススメする理由は、
- 自分を主張する力を身につく
- 知見を広げて、雑学の引き出しを増やせる
- トラブルへの対応度があがる
といったメリットがあるから。そしてその経験は、活かし方によっては就職活動で多いにメリットになるのです。いまの自分で最大限得られる経験を、少しずつ積み重ねていくと、大きく飛べる日が必ずきます。この記事では、そんな「留学は本当に就職活動・社会人生活において役に立つのか」を解説していきます。
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オススメの短期留学方法と、得られるメリット
短期留学でオススメの国
短期でオススメなのは、フィジー、マレーシア、フィリピンといったいま発展中の国です。(フィリピンは治安が不安定なときもあるので外務省のホームページで渡航情報をチェックするのがオススメ)
理由は費用がアメリカ、カナダ、イギリスに比べて約1/3ですむからコスト面で優しいのです。同じアジア内で渡航時間も短いので、決めたらササッといけるのもメリットですね。
価値を高めるためには、ホームステイをしよう
出来れば、ドミトリーではなく、出来ればホームステイにしましょう。多民族との違いを知ることは、これからの時代を生き残る上で大きな武器になるからです。その土地の方のお家で過ごすことで、他の国の人の生活スタイル・家での会話・自分への関わり方がリアルに見えてきます。
違う文化、食事、考え方、時間の使い方で、「自分の生き方」をより客観的に見直すことができるのです。
短期留学が、「就職」のメリットになる理由5つ
フィリピンやフィジーは、”どんな所でも生き抜ける、しなやかさと逞しさ”を身につけるのに絶好の場所になるでしょう。生きていると思い通りに行かないことがたくさんあります。短期留学ではそれを凝縮して体験することができます。
- 困難を乗り越えたら、その経験はそのままそっくり自信に
- 話題(話しの引き出し、バラエティ)が増える
- それにより様々な年齢層とコミュニケーションが可能に
- 社会情勢や世界のニュースがより身近に感じるようになり
- 自分の知見が広がっていく
その時はとくになにも価値を感じなくても、あとになって響いてくるものがたくさんあったりするもの。「あ~こういうものなんだ~」とある種さとりの境地に辿り着いたら、それだけでも行った価値ありです。
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オススメの長期留学方法と、得られるメリット
留学にいったからといって英語がペラペラになるとは限りませんが….目標をたて、自分の舵を取り、真剣に取り組めば、絶対に伸びるのが長期留学です。
長期留学にオススメの国の選び方
英語力を本気でつけたいのであれば、発音が綺麗でわかりやすいアメリカ、カナダ、イギリスがオススメです。何故なら、本当に英語がペラペラになるためには、「基本に加えて、発音とリズムと抑揚をマスターする必要がある」からです。
英語ペラペラを目指すために、絶対に知っておきたいこと
根本的な話しになりますが、言語はいくつもの音の組み合わせです。ジャパングリッシュと言われる日本人発音は、本物の英語の音とは大きく異なるので、生粋のネイティブには本気でわからないことが多いです。英語にリズムと抑揚があるのは、話しやすくするため。一語ずつきちんと発音していては、到底間に合わないので、あえて音を濁したり消したりするのが英語です。それを学ぶために、“綺麗な英語を話す環境に身を置くこと”が、国選びと英語上達のポイントです。
留学先は、欧州と北米はどっちがオススメ?
これは文化、気候、国民性などを調べてしっくりするほうでよい思います。
- ヨーロッパであれば、周辺国にもいけるので色々な教養も身につきそうですし、
- 語学の観点だけで考えると、リンキングサウンド(繋がる音)は北米の方が習いやすい
といったそれぞれの特徴があるのです。人によるので何とも言えないですが、イギリス留学していた友達は、リンキングサウンドが苦手な子も多い傾向が…個人的には、アメリカの発音を習得しておいたほうがどちらにも応用が効くのかな、と思います。社会情勢で大きく安全度が変わる今日ですので、渡航前に必ず外務省のHPでチェックしてくださいね。
長期留学に行く以上、必ず習得したいのは、発音・抑揚・リズム
語彙でカバーするから、発音、リズムと抑揚は気にしないという方もいますが、「自分が出来ないものは聞き取れない」のが人間です。自分が発音・抑揚・リズムをマスターすると、驚くほどリスニング力が上がります。
わたしもTOEIC満点はないけれど、臆することなく通訳に従事出来るのはリスニング力が突出しているからです。知らない単語は出てくるけれど、「私のリスニング力が弱いのか!?」と心配になることはなく、引け目を感じることもないです。それは、きっとリニスニング力が足りないのか、自分がその用語を知らないのか判別できるからです。理解できない所を正確に把握できると、何事も、落ち着いて対処出来るようになるんですね。長期留学を選ぶ方は、ぜひここを掴み取って来てください。
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就職活動で有利なのは”語学学校”より、”カレッジ、大学”の卒業
就職活動で有利になるための長期留学という視点でお話ししていますので、一般向けとはちょっと違うことを伝えておきますね。まず、語学学校だけ通うことはあまりおすすめしません。何故なら、語学学校で教えてもらえることは、駅前留学に通うボリュームとほぼ変わらないからです。専属の家庭教師かオンラインレッスンをみっちり受けた方がはるかにコスパがいいです。
オススメなのは、大学の交換留学コースや、美容・マーケティング・ビジネス・貿易といった付加価値を学べるカレッジに進むことです。なぜなら、専門知識に没頭し、ひとつの分野に精通できるのはこの先キャリアを積んで行く上で大きなメリットになるのです。
また外国語で専門分野を学ぶことは、英語脳と日本語脳を同時に使うよい訓練になります。専門学校は入学試験が設けられているところも多いので、レベルは高めです。(TOEIC700以上〜)語学力が満たない場合は、一時的に語学学校に通う、または並行しながら続けるという手もありですね。
英語の仕事に就くことを目指す人に、ワーホリをおすすめできない理由
ワーホリはいい制度ですが、「本当に英語を使いたい」と思っているのならちょっと勿体無い、というのが本音です。留学だけでも大きく費用がかかりますので、現地にいる時間はとても高価で貴重です。せっかく現地にいても、お金のために働いていては日本にいるのとあまり変わらないです。
できるだけお金は事前にためて、現地でしか出来ない経験に集中できたらいいですね。(ただワーホリで実際に働いてお金をもらうことで得られるものもたくさんありますので、一概にそれがダメとか無意味だというわけではまったくないです)
興味があるけど、留学に一歩踏み出せない人へ
英語は基礎を徹底して学び、反復練習を繰り返すことで、独学でも話せるようになります。それにいまはオンラインレッスンや、外国人留学生・労働者もたくさんいますから、日本でも勉強する機会はいくらでも作れます。留学に行くか、行かないかは、好きごのみで決めていいとおもいます。
5年後に、「あのときいっとけばよかったな」と思いそうだから、と意を決したひとも、わからないから、「後悔しない5年を日本で過ごす」と誓った人も。意思さえあればどちらも結果が作れると思います。
個人的に留学に踏み切った理由は、お婆ちゃんになって寝たきりになったときに、「若いときもっとああしとけばよかった」という思いをしたくないのが決め手です。若いうちは出来る時、やりたい時に、やれるだけやって、あとは調整していけばいいのかなとは思います。
留学はマストでも、ベストでもない
わたしの長期留学経験は、語学学校と、貿易の専門学校に通った8ヶ月だけ。国の機関で通訳をする友達も留学経験はないです。お金や友達の尊さに気付いたり、英語力以上に得るものがたくさんあること、それが留学の価値だとおもっています。それと生活用語や表現、「冷蔵庫」「食器」「信号機」「横断歩道」なんかは留学するからこそ、覚えられる用語ですね。留学するメリットはこちら(【英語ができない人も】留学するメリット5つ)にまとめましたので、興味のある方はご覧になってくださいね。
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まとめ
というわけでまとめますと、
- 短期留学は経験値を積み、柔軟性を身につける効果が
- 長期留学ではそれに加えさらに、英語力を最大限あげる効果が
- 長期留学に行く以上、必ず習得したいのは、発音・抑揚・リズム
- 就職活動で有利なのは”語学学校”より、”カレッジ、大学”の卒業
- 有利なのはワーホリより、圧倒的に大学の交換留学・カレッジの卒業
- 留学はマストでも、ベストでもない
ということでした。ホームステイなどリアルな現地生活は、どこでも生き抜けるたくましさをしなやかさが身につくものです。いつだって今やっていることが5年後の自分を作ります。ぜひ後悔のない留学をしてくださいね。