【TOEIC900の難易度と効率的な勉強法】試す価値ある3つのこと

はじめまして、通訳・翻訳のNaaです。TOEIC700~800レベルになると、単語やリスニング、文法や長文読解、どの分野においても、知らないことは大分少なくなってきます。しかしその先へ進むためにはどうしたらいいのか、「これ以上何を勉強したらいいのか」がわからなくなる人も多いのではないでしょうか。この記事では、TOEIC900を取得するために試す価値あり、3つのことをご紹介します。
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① 読み直しは時間のロス、内容を覚えながら読む
TOEIC900に達するためには、200問中、183問以上は正解する必要があります。すなわち余裕を見ても、17問しかミスできないのです。ただでさえ文章が多ので、全部読み切れるかどうかもギリギリなところですよね。なかでもトリプルパッセージなどは複雑に入り組んでいるため、答えがどこにあるのか、行ったり来たりを繰り返す人も多いのではないでしょうか。
最後まで解き切るためには、こういった時間のロスを減らすことが大切です。そのために効果的なのが、読み直しが必要ないよう、内容を覚えながら読むことです。内容をある程度覚えておくことができれば、長文 (や設問) にもどって「確かによんだのに、どこだっけ..」と迷う余分な時間をカットすることができます。
② 各設問に制限時間を設け、解けない問題を捨てる
わからない問題に心がぶれて、「もう少し、あと少しでわかりそう」と思ううちに、隣の音も気になり、気が散り、容赦なくタイムアップ。そんなことを繰り返しおもったのです、わからない問題はいくら考えてもわからないのだと。自身は、ある方法を取ってから、リーディングが全問時間内に解き終わるようになりました。それは、
- 解く順番をあらかじめ決めて、
- 一問ずつ制限時間をさだめ、それをこえたら考えない
- さっさと忘れて次へいく
こと。知らない単語はいくら考えてもわからない、迷う時間は「他のわかる問題」にあてて、効率よく時間を使うのがオススメです。(参考記事:【TOEIC】リーディング|時間内に解き終わる時間配分とコツ)
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③ パッセージごとの情景をイメージで捉える
英文を聞く、読む、と思わず、「この文章の中で何が起こっているのか」をイメージや情景で捉えるのがコツです。TOEICでは経済やビジネスに関する話しから、レストランやジムの案内、一般的な納品書に至るまで幅広い分野とスタイルの設問が出題されます。でもですね、英語圏ではこういった文書が普通に使われているのです。なのでTOEICは意外と実用的だったりもするのですね。
ただの勉強ではなく、リスニングは「英語圏の職場の擬似体験」だと思って、リーディングは「海外に住んだ時の練習」だとおもって、自分ごととして捉えると、今後の生活にも生きる英語力 (言語力) を身につけることができるのでオススメです。
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まとめ
というわけで、TOEIC900を超えるために、試す価値ある3つのこと、
- ① 読み直しは時間のロス、内容を覚えながら読もう
- ② 各設問に制限時間を設け、解けない問題を捨てよう
- ③ パッセージごとの情景をイメージで捉えよう
でした。またTOEICでハイスコアを取得するためには、ビジネスから、ホテルやジムのアナウンスなどの日常生活まで、幅広い分野で使われる単語や表現を知っておく必要があります。リスニングでたくさんのシチュエーションを聞いて、リーディングで自分では興味のなかった分野の文章にふれていると自然と知見が広がっていきます。それがいつか「自分の人生に生きている」と感じることが必ずあるはず。勉強する際には、ぜひ頭の片隅にいれてみてくださいね。
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