【TOEIC700は転職で超有利?】採用されやすい理由を徹底解説

募集要項に「日常会話程度の英語力」と書かれたその求人広告、帰国子女よりも、TOEIC700〜800点保持者のほうが採用されやすいって知っていましたか。この記事では、その理由を解説していきたいとおもいます。
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英語力より社会人基礎力!簡単なやりとりが出来ればOK
実は「日常的に英語を話したり、テレビ会議、出張がある会社」は外資を含めてごく一部なんですね。だいたいは簡単なメールか、どうしても急ぐときに電話ってそれだけです。
つまりですね、企業側としても凄く英語ができる人は持て余してしまうわけです。英語がメインではないので、「思ったのと違う」と辞められてしまうケースもあるのです。それよりはやる気があって「これから英語を使っていきたい人」の方が、長く続けてくれる可能性があり採用されやすい傾向があるのです。
部下がハイスペックって結構やりにくい
私の以前の上司は京大出身で自身が頭が良く、自分のもとにハイスペック人材を集めていました。でも実際ハイスペック人材を、マネジメントするのはなかなか大変なんですよね。スコアが高いヒトは頑張り屋ですが、「意思の強さ」や「個性」をしっかり持っているという特徴もあるのです。
そういう人も求めるポジションもあるのですが、貿易事務や、営業事務では「そこまでは必要ないよ~」といって、書類で落とされることが多いのですね。自身も『求めるのは日常会話程度の英語力』と書かれた求人の面接にいくと「うち英語あんまり使わないけど大丈夫?」と必ず聞かれます。
英語力も、仕事経験を重視する世の中
これは7年間海外取引の荒波を乗り越えてきて、思うことなのですが、だいたいはスコアより、
- どんな経験をしてきたか
- そしてそれを、応募した会社へどうアピールできるか
が重要となります。そして、
- 自分がやってきたことが、その会社で活かせること
- 応募した理由(貢献できること、または仕事への意気込み)
を伝えられる人が面接を通り、内定を手にするのです。土俵的にはかなり有利な位置にいるので、自分の経験と英語をどう活かせるか、そしてそれをうまく会社へ伝えられるかに採用可否はかかっているといってもいいでしょう。
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まとめ
というわけでまとめます。「日常会話程度の英語力」を求める企業において、TOEIC700~800が重宝される理由は、
- 企業の求める英語力とマッチングしやすい
- TOEIC900越えの部下はちょっと扱いづらい
- 企業は英語力より、経験を重視
以上の3つでした。だいたいが決まった文書ですし、いまは翻訳ソフトも進化していますので、貿易事務であれば、中学レベルの英語ができれば業務に支障がでることはないでしょう。ぜひぜひ自信をもって、やりたい仕事をどんどんうけてみてくださいね。
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