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【壮絶のフィジー留学】実際に行って驚いた格安留学のリアル

 
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

最近話題になっている、フィリピンやフィジーは格安で留学出来る穴場スポットといえるでしょう確かに安いけど、「実際にあれってどうなの?」と思っている方もおられるのではないでしょうか。この記事では実際に体験した、格安留学の「リアル」をまとめてご紹介します。

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先進国を想像していくとガッカリする可能性高し

自身カナダへ留学していたことがあるのですが、自分にとってフィジー留学は「語学学習した」というより、「昭和時代を思わせる、古きよき文化のなかで暮らす珍しい体験をした」といったイメージです。人生的に大きな勉強をさせてもらい、得がたい経験でした。結論、きっかけはどうあれ行ってよかったと、思っていますががっつり英語を勉強をする場所ではなかったと感じています。

 

結構おどろく、先進国と後進国のギャップ

まず、大前提として「フィジー」 はまだまだ発展途上の国です。学習を第一目的にいくと、充分なクオリティの学習が出来ず悶々とするかもしれません。朝は鶏に起こされ、道には牛が歩いており、下着など自分のものは洗濯板、カマドでのご飯。

良くも悪くも、昭和初期のような生活に戸惑う人も多いです。もちろん逆にそれを楽しんでいる方もいらっしゃいました。歯磨きの水でお腹を下し、シャワーは断水になると入れない慣れていきますが覚悟をしていないと結構驚きます

 

公用語は英語だが、家族が使うのは民族語

フィジーへ留学したとき、ホームステイさきはインディアンファミリーでした。フィジアンとインディアンが半分ずつ暮らしているのでランダムに振り分けられるのです。英語をペラペラになりたいのであれば「発音・表現」をマスターすることがひとつ鍵になります。

その点でいくとフィジーは、公用語は英語であっても、住んでいるひとたちの母国語は、民族語(ヒンディー語であり、フィジー語)です。家族との会話は大体が民族語なのが、カナダ留学との大きな違いでした。普段の会話から「これってこういうんだ」という、表現を学んでいた北米留学とは大きく違い、英語のシャワーを浴びること、つまり無意識に英語の会話を聞くことができないのは残念でした本気で英語を習得したい場合は、少しがっかり感が否めないかもしれません。

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それでもよかったこんなこと、格安留学のメリット3つ!

① 値段が破格なので、気軽に行くことができる

もちろん、何事にもメリット、デメリットがありますよね。フィジー留学のメリットは、なにより留学費用がとにかく安いことです。値段は3週間、宿泊と食事付きで16万前後 (最安プラン) 航空機の値段込みなのでまさに破格です。カナダは12日間いくだけで40万円ちかくいきますので、料金が1/3で済む格安留学は革命的なものですね。

 

② 激レア、インド人のお宅にホームステイ

インドにいってみたいけどなんだか怖いそう地団駄を踏んでいたわたしにとってこれはまさに棚ぼたでした。フィジーは、フィジー人とインド人が半々に住んでいる国です。3食カレーを食べて、サリーを着てお祭りへ。

夜は親戚の家で盛り上がったり、結婚式に出席させてもらったり。フィジーでみるインド人の生活は何しろリアル一緒に食事は手で取り、ほぼヒンディー語のなかで一緒に生活。人生のなかで、トップレベルにあがるくらいの凄く貴重な経験でした。

 

英語以前に、自分の中身がスカスカだと気づけた

この国に行ってから、自分のなかで価値観が大きく変わりました自分は知らないことだらけだったことを痛感したのです。

  • 家電がどれだけ便利か、動く階段(エスカレーター)の快適さ
  • 携帯、PCがないからこそ、人とのコミュニケーションをいかに自分がさぼっていたのか
  • 共通の話題が出せなくて、いかに、自分が薄っぺらいか

終始感情が揺さぶらて落ち着かない日々がつづきました。そして英語を真剣にやろうと、薄っぺらい大人にはなりたくない、と。フィジー留学のあと、本を読み、真剣に世の中に興味を持つようになったのです。先進国のようにエンターテイメントが溢れていない分、フィジーは英語力より、人間力が試される国だったのかもしれません。

 

まとめ

というわけで、安価留学のリアルまとめです。

  • 後進国という覚悟を持たずにいくと、ギャップに驚く
  • 公用語は英語だが、現地人の母国語は民族語である
  • 但し、先進国ではあり得ない貴重な経験が多数出来る
  • 英語力ではなく、人間力が試される

英語圏 (アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア)は長期留学向きフィジーは短期留学向きなのかな。「何をどのくらい勉強したいか」「どんな環境で勉強したいか」きちんと自分を把握してから決めると、より良い留学生活が送れるのではないでしょうか。

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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。
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