【通訳修行コラム】先にあったのは、終わりのない茨の道

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
朝から南米とのテレビ会議で、45分で予想通りの着地、ほぼ予定通りである。相手の背景を知って、戦略を練って、希望着地に、決められた時間で、いかに着地できるのか。その勝負の何十分のために、2,3時間をかけて準備する。終わると安心と満足感とともに、なんともいえない感情に襲われる。
「おっしゃ、越えてやるぞ」と見た壁を登り切ると、今度はその結果が土台となり、また新たな壁 (階段) が目の前に現れるのだ。つくづく終わりのない仕事である。
身一つで勝負してゆくが故の不安
華やかな世界に見えるが、実際はトゲだらけの茨の道。新しい場所に来たっていう自負と、足元のおぼつかなさ。必死こいてここまできたのに、体力をありったけ消費したのに、新たな壁を、階段を、わたしはまた登れるのだろうか。
いままでだってやってきた。きっと登れるんだろうと、心の底ではおもっているんだけど、やっぱり不安な夜もある。どうしようかとおもっていたときに、ホリエモンの近畿大学卒業生に向けた、スピーチを耳にした。「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」(引用元:https://www.youtube.com/watch?v=n_0iPFzkNaQ)
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止まるわけには、いかないんだ
モチベーションは、待っていたって上がらない。次に行くためにできること、新たな知識をいれて、また次に、もっと結果にするにはどうしたらいいか、頭を使って考える。やる気が出ない、なぜダメなんだ、を言葉にすると堂々巡りで答えはない、出来ない理由を口にしても何も生まれない。考えるべきは、
- どうしたら次はもっと良くなるのか
- どうしたら、もっと楽しくなるのか
課題をだしたら、振り返るな
課題を出したら、振り向かない。情報が増えていくと、アウトプットしたくなる。知っていくことで自然と前に出たくなる、なんとなく動けないときに、きっと、足ないのはモチベーションではなく情報なのだ。その落ち込んでいる時間は、きっとインプットのための時間。
もっと語彙や、知識の引き出しを増やしたら、次の交渉はもっとスムーズかもしれない。インプットとアウトプットのバランスを、もっと意図的にコントロールできたら、もっと楽しいだろうなあとよくおもう。
どちらにしても、思いっきり、チャレンジが出来る場所があること、打ち込めるものがあることって、とってもとっても幸せなことだなと日々感じています。1つ1つの決断が未来を作る、今日もどうか実り多き1日を。
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