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新卒で負け組と呼ばれた私が、ビズリーチで引っ張りだこになるまで(後編)

 
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

新卒で負け組と呼ばれた私 (前編) では中小企業で懸命に働いたもののやっぱり大手がいいと転職を決意したところまでをお伝えしました。後半は中小企業からの転職、ヘッドハンティングを受けるようになるまでのお話しです。

瞬間だけ切り取ると辛いことも長い目でみれば大きなメリットになる場合もありますから、キャリアに悩む、または奮闘している人の希望になれたら幸いです。

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あろうことか、会社を決める前に会社を辞めてしまった

しかし後悔したのは、転職先が決まる前に退職してしまったこと。中小企業の皆様にはとてもお世話になったので、休みをとって面接を受けに行くのが申し訳なく…早々に「退職届」を出したんですがこれは失敗でした。

  • 会社をやめている期間は、国保に加入しないといけない
  • 住民税も自分で納めにいかないといけない
  • 「現職」じゃなく、「無職」での応募になるので書類選考が通りにくい
  • 面接に落ち続けていても、ストッパーがないので精神的に焦る

と、デメリットだらけだったのは、辞めたからわかったことただひとつよかったのは、戻る場所がないので進むしかなかったことでしょうか。

 

「そんな条件ない」という声を押し切り、ひたすら大手を受けまくる

適当に就活するとその後が大変だと心底わかっていたので、今回は条件を絞って就職活動をしました。

  • 名の知れている企業
  • 家から45分以内(ドアツードア)
  • 貿易関連
  • 外国とのやり取りがある
  • 従業員が1,000人以上
  • 給与は350万以上

リクナビネクストやマイナビからは、「そんな都合の良い条件は…」といわれたけど、それがあったんですね。パソ●の営業さんがネットに登録していた履歴書を見て、「ぴったりの会社があって、是非受けてみませんか」とお電話をくださったんです。(ちなみに中小企業からの転職の場合、大手転職会社より親身になってくれるところのほうが転職しやすいという噂も.. )

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1社だけ受かって、あとは全滅(ボロクソ言われた)

翻訳や国際物流、外資と色々受けたんですが、全部1次面接でアウト。留学と3年4ヵ月の経験をもってしても「経験が足りない」「ちょっと心配」とかボロクソ言われました。あと一番多かったのは、「英語力が足りない」…これはほんとに悔しかったですねえ。

結局最終的に内定をいただくことができたのは、例のパソナの営業さんが推奨した案件だけでした。(オフィスがとてつもなく綺麗な一流企業だったので、自身の力の入れ具合も違ったのかも)

 

高層階で憧れの仕事、キャリアにどんどん自信がついていった

はじめての大きな会社は規則が色々で戸惑うことも多かったですけど、それ以上に思いっきり仕事ができることが嬉しかったんです。中小企業の頃は、閑散期は仕事がないことを気に病んでばかりだったので、その反動でしょうか、あれもこれもできる、もっとやりたいと、プロジェクトマネジメント、貿易構築、コンプライアンスの見直し、端から手を上げて色んなプロジェクトに携わりました。

 

転職時の悔しさをバネに英語を猛勉強、イチから鍛え直し

転職してキャリアには自信を持ち始めていたものの、英語に関しては逆でした。ボロクソ言われたのが悔しくて、いちから英語を猛勉強本気でやったので3ヵ月でTOEIC900を越え、そこらへんから大きく人生が変わり始めました。(参考:【TOEIC】短期間でどれだけあがるか実験してみた|3ヶ月で900へ

 

ヘッドハンティング会社からメールや電話がくるように

ドア

転職して1年後、色んな会社から、お誘いのメールをちょこちょこいただくようになりました初は凄く怪しんで、お会いすることも拒んでいたのですが、Robert waltersというイギリス系の人材会社の方と直接お話ししたことがキッカケで、ヘッドハンティングに興味を持つようになりました。

色んなハンターさんとホテルのラウンジや、カフェなどでお会いし、これからのキャリアプランにつき色んなご相談をさせていただきました。あと転職相談会などでも逆スカウトをいただいたりと、色んなところにヘッドハンターは潜んでいるのですね。

 

ビズリーチは便利すぎ、企業を探す手間をサクっとカット

ビズリーチはとても画期的で便利なシステムです。自分の経歴を登録すると、自分に興味を持つハンター、企業から連絡がくるのです。自分で企業を見つけて、書類選考を受けて…というあの煩わしさがすべてカットされ、「自分に興味に持つ企業」だけを見て、そこだけ受けることが可能

たとえその時はタイミングが合わなくても、「どうか末長い付き合いを、これからも機会があったらぜひ」で終わるので、その場限りでない関係が築けるのも大きな利点です

 

経験と、資格があれば誰にでもチャンスがあるのだ

伝えたいのは「経験と資格も使いよう」ということです。このキャリアの築き方は、別に特別なことをしたわけでもなくって、「目の前の仕事を懸命にこなして、会社への貢献をいちばんに考え、いつも先を見て仕事をしてきたってそれだけなのです。

はじまりが中小企業でも工場でもどこでも、いつも「自分がしたいことはなにか」を考えそれに対してできることをひとつひとつ重ねていく。気にくわない状況でも不貞腐れず、自分の選択の結果を受け入れて、前に進む。それだけで、人生は如何様にも変えられるのです。

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あとがきに変えて

すすめ、女の子

転職まではウジウジ悩みました。自分の選択がよかったのか悪かったのかは、誰にもわかりませんただ一つわかるのは、「それを正解」にできるかも自分次第、ということです。辛いことも、大変なこともいっぱいあった、でもそれすらいまの幸せの一部だということです。

新卒一括採用も、なんだかシステムが変わるようですね。はじまりが何であっても自分次第でいかようにも人生は変えられるわけですから、ぜひぜひ怖がらず色んなことに挑戦し、道を切り開いていってほしいなとおもいます。それにしてもまあ、これだけの恥ずかしい経験談が誰かの役に立つ日がくるのか…せめて誰かの励みにでもなれば、と思い記事を終えたいとおもいます。

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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。
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