省略できる英語・関係代名詞一覧【イラスト解説でわかりやすい】

英文では短い文の中で同じ語句の重複を避けるためや慣用的な表現として、文の一部を除かれることがあります。これは省略構文とも呼ばれるもので、その「省略」にはいくつかルールがあります。この記事では、英文の省略ルールについて、また関係代名詞が省略できるパターン、できないパターンをイラストでご紹介していきます。
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Contents
単語の省略
① 重複を避けるための省略
- Four people were dead and thirty (people) were injured.
4人が亡くなり、30人がケガをした
関係代名詞の省略
① 関係代名詞のあとに主語+動詞がくる場合
- The stage which (we saw) yesterday was wonderful.
昨日わたしたちがみたステージは素晴らしかった
② there/here/it/who + be動詞の場合
- There is a woman (who) wants to see you.
あなたに会いたがっている女性がいます
③ It is〜に続く構文の場合
- It is a present (that) makes you surprise!
それはあなたを驚かせるプレゼントです!
④ 関係詞節内にthere is~がある場合
- We looked at many things in the exhibition (that) there was.
私たちはそこにあった展示物をたくさん見ました。
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⑤ I thinkやI knowなどが挿入されている場合
ちょっとややこしいのがこの文章には『連鎖代名詞』が含まれている点です。whoが省略できるのはわかったけど「(who) I think is smart」は聞き慣れないという方も多いのではないでしょうか。その場合、これは2つの文章が組み合わさっている、と考えるとわかりやすくなります。
連載代名詞をわかりやすく
- She is the lady.
- I think the lady is smart.
これを組み合わせると、
- She is the lady (who) I think is smart
という文章になります。
関係代名詞 は先行詞にできるだけ近づくという性質がありますので、who(関係代名詞)がthe lady (先行詞)の直後にきてこのような文脈になるのですね。
関係代名詞を省略できない場合 (要注意)
「関係代名詞に動詞が続いている場合、省略はむり」と覚えておくとわかりやすいでしょう。
- I have a cousin who lives in Japan.
わたしには日本に住んでいるいとこがおります
ちなみに現在分詞の後置修飾を使うと、意味をかえずに文の構造を変えることができます。
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まとめ
この記事では、短い英文では重複する単語は避けられること、そして、関係代名詞が省略される5パターンをご紹介しました。
- ① 関係代名詞のあとに主語+動詞がくる場合
- ② there/here/it/who + be動詞の場合
- ③ It is〜に続く構文の場合
- ④ 関係詞節内にthere is~がある場合
- ⑤ I thinkやI knowなどが挿入されている場合
同じ単語や関係代名詞が多いと読みにくいことから、至る所で省略は見られます。ただやみくもに抜かれているわけではなく、ルールがある上で省略されているということを覚えておきましょう。
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