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【TOEIC徹底解説】簡単で効果的なシャドーイングのやり方まとめ

2021/08/17
 
TOEICリスニングのコツ
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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。

はじめまして、通訳翻訳のNaaです。

いきなりですが、「突然英語が聞き取れるようになる」って聞いたことないでしょうか。じつはこれって国産バイリンガルや、ペラペラな人と話すとよく出てくる話なのです。「突然翻訳コン◯ャクを食べたかのように、全てがいきなり聞き取れるようになる」そんな魔法のような現象、今日はそこに至った経緯について分析していきます。

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衝撃!テレビの英語が、いきなり全部聞き取れるように!

TOEICリスニング コツ

それはカナダに留学をして6ヶ月目くらいでした。いつものように朝テレビをつけて、身支度を始めたら、物凄い違和感があったんです。いままでは必死で単語を思い出して、文法を組み合わせて、あっちゃこっちゃやっていたのに!英語が「日本語と同じような感覚で、聞き取れるようになった」のです

日本語を聞くときに、わたしたちはいちいち頭を使いませんよね。ぼーっとしていても、何をいっているか大体わかりますよね、まさにそんな感じです。

 

キッカケと思われるのは、「発音の克服」と「シャドーイング」

それこそ頭がおかしくなったかと思いました。昨日まで「ごにょごにょ~…」としか聞こえなかったものが、意識せずとも、言語として認識できるのですから。それでは数日で何をやったか、それはたった3つだけ。

  • 発音記号をマスターした 
  • 自分が知っている単語の発音をはじから、置き換えていった
  • シャドーイングを狂ったように、1日7時間やった

魔法が起きたのは、シャドーイングの3日目でした。英語脳とリスニングに効果があるとは言いますが、こんないきなり結果が出るとは驚き以外のなにものでもありませんでした。(具体的に脳で何が起きているかはこちら【通訳がまとめた】大人でもできる、英語脳の鍛え方の記事にまとめております)

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何でいままで英語が聞き取れなかったのか

TOEICリスニング 満点のコツ

聞き取るためのキーは、実は発音と、リズムにあったのです。シャドーイングはネックな部分を解決してくれる、諸刃の剣のようなものだったんですね。ちなみに一度この間買感覚を覚えてしまえば、元に戻ることはありません。どういうことか、こちらのYou tube動画のセリフを少しお借りして解説していきます。

いままで私が思っていた音は、

  • 高度2800メートルでのエンジン停止
  • This was dual-engine loss at 2,800 feet
  • ディスワズ ドュールエンジンロス アト トウェンティエイトハンドレッドフィート

でした。しかしながらネイティブの音は、

  • This was dual-engine loss at 2,800 feet
  • (ディスァズ ドュウル ゥエンジン ラサァド)(トゥエニィ エイトュハンドュレッ フイートュ)

リズムも、切るところも、全然違かったのです。だから文章が本当は文法的にわかるものでも、ネイティブの音で発音されてしまうアウト。頭の中でそれらが同じものだと紐づかず「聞き取れない」となってしまっていたんですね~。

シャドーイングで、無理やり、

  • ネイティブの発音の仕方
  • 英語独特のリズム
  • リンキングサウンド(つながる音)

を叩き込んだことで、知識と音繋がり、「全て聞き取れる」に逆転したわけです。(原始的ですね~)

 

音は聞き取れても、知らない単語はわからない

TOEICリスニングで満点を取るためには

補足しておくと、「自分が知らない単語は、聞き取れても理解できるわけではない」です。どういうことかというと、

  • 歴史上にもない、これほど低い高度で。
  • at a lower altitude than any jet in history
  • (アダ ラゥアゥ ゥアルティチュード)(ゼン)(ゥエニ ジェッティン)(ヒストゥリィ)

この英文のなかにある「altitude」という単語を知らなかったとしますよね。

「ゥアルティチュード」といっているのはわかるけど、意味はわからない、けれど、

  • at a lower altitude than any jet in history
  • (アダ ラゥアゥ ゥアルティチュード)(ゼン)(ゥエニ ジェッティン)(ヒストゥリィ)
  • 歴史上にもない、これほど低い、なんとかで

いうところまでは理解できるんですね。これだけでも、予想がつく分TOEICテストではかなり有利になるのです。私が聞き取れる(貫通する)ようになったのは、7年前ですが効力は変わりません。どころか、単語を覚えれば覚えるほど、理解力があがるわけです。AIやロボットが台頭していますけれど、一番すごいのは人間の脳、仕組みですね。

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まとめ

TOEICリスニング攻略のコツ

というわけでまとめます。

  • 発音をマスターし、シャドーイングをすると英語が自然に聞き取れるようになる!
  • 今まで聞き取れなかったのは、「自分が認識している音」と「ネイティブの音/リズム」が違ったから!
  • でも音は聞き取れても、さすがに知識にない単語の意味はわからないので勉強は必要

ということでした。コツを知ってやるか、やらないかで大きく人生が変わるもんですね。ぜひ、騙されたと思ってやってみてくださいね。(ちなみに効果を最大化するためには、TOEIC600以上の基礎力が理想的です)

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フリーランス通訳者。バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて社内通訳・翻訳を2年、ビックデータ関連の海外取引に携わる。国際交流のイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。2020年に独立。
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